米国女子ツアーが隔年開催する国別対抗戦、「ハンファ・ライフプラス インターナショナルクラウン」が、先月韓国で開催されました。
世界ランキングを基準に選んだ7カ国プラス、それに漏れた国の選手たちからなる世界選抜チームが加わり、8チームで行われました。
好調の日本女子は、メジャーチャンピオンの山下美夢有、西郷真央、古江彩佳の3選手に竹田麗央選手という最強布陣で臨みました。
予選プールは2つに分かれての総当たり戦です。タイ、米国、オーストラリア、中国のAブロックからは、米国とオーストラリアが準決勝に進みました。
日本、韓国、スウェーデン、世界選抜のBブロックからは、日本と世界選抜が準決勝に進みました。

前回予選敗退の日本は、予選で地元開催の宿敵韓国を破り、初優勝のチャンスかと思いましたけどね。予選では、それぞれ米国と世界選抜チームが1位で通過しました。
世界選抜チームは寄せ集めですけど、リディア・コ、チャーリー・ハル、ブルック・ヘンダーソン、ウェイリン・スーという、これは超強力な布陣ですね。予選トップ通過も納得です。
そして準決勝ですけど、日本は米国に敗れてしまいます。
一方、オーストラリアは世界選抜チームを破りました。このときトップで対戦したのは、ともにISPS HANDAアンバサダーであるハナ・グリーンとチャーリー・ハルでした。これは世界選抜のチャーリー・ハルが勝利します。
2戦目のブルック・ヘンダーソン対ミンジー・リーは、ISPS HANDAアンバサダーのミンジー・リーが勝利し、最後のペアー対戦では、リディア・コ、ウェイリン・スーのペアに、ステファニー・キリアコウ、グレース・キムのペアが勝利し、オーストラリアチームが決勝に進みました。
グレース・キム選手は今年のメジャー「エビアン選手権」で、現世界ランキング1位のジーノ・ティティクル選手をプレーオフで下し優勝しています。ミンジー・リー、ハナ・グリーンの2枚看板に次ぐオーストラリア勢3番手として、存在感を増しています。
Massive congratulations to ISPS HANDA ambassadors @minjeegolf and @hannahgreengolf who were part of the winning Australia team at the Hanwha LIFEPLUS International Crown! 👑
— ISPS Handa (@ISPSHanda) October 29, 2025
A special shout out to Minjee who was also voted as MVP! 🏆
🎥 @LPGA #PowerOfSport pic.twitter.com/jFbfPeEGvo
決勝戦は、予選では負けた米国チームに対し、ミンジー・リーとハナ・グリーンが2勝をあげ、オーストラリアチームが優勝しました。
日本は3位決定戦で、世界選抜のチャーリー・ハルとリディア・コに2敗し、4位で終えました。
終わってみると、ISPS HANDAアンバサダーの活躍が目立った大会になりましたね。

ハナ・グリーン選手は、翌週に開催されたメイバンク選手権で、チェ・ヘジン、山下美夢有の三人のプレーオフになっていました。これは山下選手が見事な大逆転で優勝を飾りましたね。今季米国女子ツアーで、複数回優勝した数少ない選手の一人になりました。

もう一つ、米国シニアツアーの結果も紹介します。9月に開催された「シュティフェル・チャリティクラシック」で、ISPS HANDAアンバサダーのトーマス・ビヨン選手が、プレーオフの末に優勝しました。
トーマス・ビヨン選手は今季2勝目です。シニアのISPS HANDAアンバサダーでは、パドレイグ・ハリントン選手が、今季の全米と全英、2つのメジャー大会で優勝を飾っていますね。アーニー・エルス選手も1勝を挙げています。
ポイントランキングでは、この3選手は4位、5位、6位と並んでますね。来週開催の「チャールズ・シュワブ・カップ選手権」が今季最終戦となります。






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