まだ先のことですが、昨年に続き2024年も、ISPS HANDAオーストラリアン・オープンが開催されることが、ゴルフ・オーストラリアから発表されました。
今年は11月28日から12月1日まで4日間、キングストン・ヒース・ゴルフ・クラブとビクトリア・ゴルフ・クラブの2つのコースを使用して開催されます。
今回のホストクラブとなるキングストン・ヒース・ゴルフ・クラブは、オーストラリア最大の都市メルボルン郊外サンドベルト地区の、ゴルフメッカとして世界的に有名な地域にあります。ロイヤル メルボルンゴルフクラブと並ぶ、オーストラリアきっての名門コースになるそうです。
タイガー・ウッズもかつて、「このコースには本当に多くの選択肢がある。ティグラウンドで、そしてグリーン周りも。多くのゴルファーがここを絶賛しているし、私にもその理由が分かる」と言ったほど戦略的なコースで、世界トップ20にランクインする評価の高いコースになります。
松山英樹と石川遼が組んだ日本チームが参戦した、2016年「ISPS HANDA ワールドカップ・オブ・ゴルフ」も、ここで開催されました。2028年プレジデントカップの開催も決まっています。
今回はサポートにまわるビクトリア・ゴルフ・クラブも、サンドベルト地区の歴史ある名門コースで、ナショナルフラッグの大会など、多くの大会が開催されてきました。
そのような2つの名門コースで、今年も男子「オーストラリアン・オープン」と、女子「オーストラリアン女子オープン」、そして障害者ゴルフの「オーストラリアン・オール・アビリティ選手権」の3つの大会が同時開催されます。
The ISPS Handa @AusOpenGolf will return to the famed Melbourne Sandbelt in 2024 ⛳️#AusOpenGolfhttps://t.co/MnAK1AIbNq
— PGA of Australia (@PGAofAustralia) July 3, 2024
.@Melbourne + @KingstonHeathGC + @VicGolfClub = 2024 @ISPSHanda Australian Open🏆#AusOpenGolf pic.twitter.com/NH0fpvuAQP
— Australian Open (@AusOpenGolf) July 4, 2024
権威あるオーストラリアの男女ナショナルフラッグが同時に同じコースで開催され、さらに障害者ゴルフの試合も行われるという、そんな画期的な混合トーナメントが誕生したのは、新型コロナのパンデミックによるツアー中止期間を経た2022年の12月からでした。
それ以来、この形式で開催されるのは今年で3回目になります。 深見東州さんは以前から、PGA ツアー・オブ・オーストラレイジアや、オーストラリアン女子オープン、またオーストラリアン・オール・アビリティ選手権(障害者ゴルフ)を支援し、タイトルスポンサーにもなっていました。
それで新たな形式となった「オーストラリアン・オープン」においてもタイトルスポンサーを引き受け、支援を続けることになったのかもしれません。
男子のオーストラリアン・オープン、別名ストーンヘブンカップは、今年も豪州男子ゴルフツアー(ISPS HANDA PGAツアー・オブ・ オーストラレージア)と、欧州男子ゴルフツアー(DPワールド・ツアー)の共同開催になります。
前週に開催されるオーストラリアンPGA選手権も、DPワールド・ツアーの公認大会になりますので、3年連続でDPワールド・ツアーの新シーズン幕開けを飾ることになりますね。
オーストラリアPGAは、PGA ツアー・オブ・オーストラレイジアを所有し運営していますが、公式サイトを見ると、現在は「チャレンジャーPGA ツアー・オブ・オーストラレイジア」と名称が変更されていました。そうすると、ISPS HANDAとのネーミングライツスポンサー契約は終了したのかもしれませんね。
オーストラリアン女子オープン、別名パトリシア・ブリッジス・ボウルは、今年も豪州女子ゴルフツアー(WPGAツアー・オブ・オーストラレイシア)の主催で開催されます。
第5回オーストラリアン・オール・アビリティー選手権(AAAC)は、今年もG4Dツアーの初戦として、障害者ゴルフランキング上位12人が出場する予定です。3つの大会が同時に開催されることで、ゴルフが全ての人にとってのスポーツであることのアピールになっているそうです。
オーストラリアはゴルフ大国として、多くの世界的な名選手を輩出してきました。今回も、男女ともにオーストラリア出身のスター選手がこぞって参加すると思われます。そして、海外からも強豪選手が多数参加すると思います。
昨年度は、女子では ISPS HANDAアンバサダーである南アフリカのアシュリー・ブハイ選手が、大会2連覇を果たしました。男子は、チリのホアキン・ニーマン選手が、星野陸也選手とのプレーオフを制して優勝しました。
2024年は男子156名、女子84名の選手が、賞金総額3,400,000豪ドルを競います。今年もハイレベルな試合が期待できそうです。
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