米国男子ツアーのZOZO チャンピオンシップの日本開催が決まったと報道されてましたね。昨年は日本開催がなくなり、米国での開催でした。
オリンピックのゴルフ競技では、コロナの影響と出場枠の関係や辞退もあり、世界トップランクの選手の欠場もありましたけどね。今回は、ジョン・ラームやダスティン・ジョンソンなど、世界のトップ選手が皆来れると良いですけどね。
賞金総額は11億円 「ZOZO」2年ぶり日本開催を正式発表#松山英樹 #タイガー・ウッズ #パトリック・カントレー #ZOZOチャンピオンシップhttps://t.co/A1HtOqun5Q
— GDOニュース (@GDO_news) September 14, 2021
ところで、メジャー大会などのビッグトーナメントは、世界ランキングが出場資格に直結しますよね。その世界ランキングのシステムが来年から変わるそうです。出場選手層の強さや厚みに応じて、獲得できるポイントが決まるそうです。日本ツアーは、これまでよりもかなり低いポイントになるだろうと言われています。
世界ランキングを上げるためには、米国男子ツアーや欧州男子ツアーに積極的にチャレンジしないと、国内だけではランクアップできなくなりそうですね。欧米の男子ツアーとの格差がこれ以上大きくなってくると、日本男子ツアーの存在感がどのように変化するのか、スポンサー獲得にも、これまで以上に厳しくなりそうな気がします。
そんな日本ツアーに早くから危機感を持ち、ツアーを活性化させるために、また、若い日本選手が世界に羽ばたけるようにと、長年応援しているのが深見東州さんが会長を務める国際スポーツ振興協会です。
企業ではなく、一般社団法人ですので、利益を上げるとか資金投資の効率よりも、本当に日本男子ゴルフ界のためになることをしたいという気持ちが、私のようなゴルフに詳しくない人間にも理解できるようになりました。
そんな国際スポーツ振興協会が主催する、JGTOの公式チャレンジツアー「ヒーローになれ!チャレンジトーナメント」が、来週の9月22日から開催されます。タイトルからも、将来、世界で活躍する選手が出てくるようにとの、そんな思いが込められているように思えますね。
私は、ほとんど名前を知らない選手ばかりですが、これから羽ばたく若い選手から、復活を目指すベテランの選手まで、多くの選手が出場するようです。
直前の20日には、主催者推薦選考会ということで、本大会への出場資格をかけた予選会が行われるそうです。世界最高峰の米国男子ツアーに出場する日本選手はほんのひと握りの選手たちですが、その前に日本男子レギュラーツアーがあり、その下部ツアーとなるチャレンジツアーがありますね。そのチャレンジツアーにも、出場できないプロ選手たちがたくさんいると聞いています。プロゴルファーの世界は厳しいでしょうからね。
そんなツアーに出場する資格を持たない大勢の選手たちが、上位のツアーに出場できるチャンスを与える機会を提供しているのでしょう。そして本戦に出場すると、たとえ予選落ちしても、6万円が支給されるそうです。苦しい選手たちの金銭的な負担を減らすための細やかな取り組みだと思いますね。
他にも、ATPゴルフツアー(ISPS HANDA ツアー!!)という、草の根的に開催されるミニツアーも、全面的に支援されていますけどね。このツアーで腕を磨き、その後レギュラーツアーに出場するようになり、現在日本や世界で活躍している選手がたくさんいるそうです。
今回、その『ATP GOLF TOUR ISPS HANDA CUP』決勝大会(マッチプレー)で優勝した選手も、チャレンジツアー本戦に出場するようです。頑張った人にはステップアップしていけるチャンスを与えているのでしょう。
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