2022年の全米女子オープンは、女子ゴルフトーナメント史上最高額である賞金総額1000万ドル(約13億)、優勝賞金180万ドル(約2億3500万)というのも話題に上っていました。男子のメジャー級の賞金額ですからね。
前回2021年は550万ドルでしたのでほぼ倍増ですね。さらに予選落ちでも約100万もらえるという、これまでにない大会でした。主催者の全米ゴルフ協会は、さらに今後5年以内に総額1400万ドルまで増やす予定だそうです。ゴルフもテニスのように、男女プレーヤーの賞金額が平等に近づいていくのでしょうか。
そんな破格のビッグトーナメントで、深見東州さんと親交があるミンジー・リー選手が、2位以下を引き離して優勝を飾りました。大会史上最小スコアを記録し、勝利に花を添えています。
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過去最多1872人の頂点! #ミンジー・リー が逃げ切りで180万ドル獲得【全米女子OP】#ゴルフ #全米女子オープン pic.twitter.com/UxoAazi1kA
【動画ハイライト】
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ミンジー・リーがメジャー通算2勝目、ツアー通算8勝目を手にしました。 #全米女子オープン #USWomensOpen #ミンジー・リーhttps://t.co/NJ45ea283T
前回、2021年は日本人同士のプレーオフとなり、笹生優花選手がメジャー初制覇を成し遂げましたよね。今回の日本選手は、渋野日向子選手や古江彩佳選手ら全米を主力とする選手以外にも、今季絶好調の西郷真央選手、小祝さくら選手など15人が参戦しました。
その中には、予選会から勝ち上がってきた選手も6人いて、そのうち2人がアマで、4人がプロでしたけど、うち3人は日本女子プロゴルフ協会認定のプロテスト合格者ではない選手です。それでも世界一の賞金額を誇る大会に出場できるチャンスを与えてくれるんですね。この6名のうち2名は予選通過しましたから、すごいことだなと思います。
深見東州さんは、若い選手には限りない可能性やポテンシャルがあるのに、日本のプロゴルフ界には、発掘の場があまりないと言われてました。それで日本男子ツアーのISPS HANDAが主催するレギュラーや、チャレンジトーナメントに出場する資格が得られる賞金つき大会を別途開催しています。
シード権を持たない選手にもチャンスを与え、良い成績をあげて自信がつくと、それをきっかけに伸びる選手がいますからね。才能あふれる若手に場とチャンスを与えたいというのが、深見東州さんの考えにあるようです。
今回の全米女子オープンも、そこまで考えて予選会をしているのかはわかりませんが、まったく無名の選手にも出場チャンスを与えるので、素晴らしいことだなと思いました。
今回は前回のような日本選手の活躍がなかったのは残念ですが、ISPS HANDAのアンバサダーは、優勝したミンジー・リー選手を筆頭に、リディア・コが5位、レクシー・トンプソンとチャーリー・ハルは20位タイ、ハンナ・グリーンが28位タイという成績でした。
ちなみにミンジー・リー選手は、オーストラリアのゴルファーとしてジャン・スティーブンソン、カリー・ウェブにつぐ、3人目の全米女子オープン優勝者になるそうです。ジャン・スティーブンソンさんは、深見東州さんとも友人で、ISPS HANDAのアンバサダーにもなっていますね。2019年にはこれまでの実績やチャリティ活動が認められ、世界ゴルフ殿堂入りを果たしました。
そして今大会を最後に、ツアーから身を引くと表明したミシェル・ウィー選手も、一時期ISPS HANDAのアンバサダーになっていました。最近は怪我による離脱が多くてプレーの方は満足できないでしょうけどね。でも素敵な男性と結婚し、出産も果たして幸せそうなので良かったと思います。今後第2の人生を歩む計画もしっかりと立てているようですしね。
漫画のような“天才少女”だったミシェル・ウィーが引退表明 それでも契約を延長したナイキとの関係 | e!Golf(イーゴルフ)|総合ゴルフ情報サイト https://t.co/QaSF6uhMq3
— 舩越園子 (@SonochanUSA) May 31, 2022
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