世界の女子ゴルフ界では、ISPS HANDAアンバサダーの活躍がめざましいですね。米国女子ツアーの昨シーズンは、リディア・コ選手が最終戦のCMEグループ・ツアー選手権を含む3勝をあげ、4冠に輝くと同時に世界ランキングもトップに返り咲きました。
また昨年、ミンジー・リー選手は、過去最高の賞金額となった全米女子オープンを含む2勝をあげています。
そしてチャーリー・ハル選手も、2022年は6年ぶりに米国女子ツアー優勝を飾りました。チャーリー・ハル選手は、17歳という史上最年少でソルハイムカップに出場し、その3年後には、米国女子ツアーのCMEグループツアー選手権で念願の初優勝を飾りました。
彼女はリディア・コ選手と同じくらい、2015年前後の早い時期からISPS HANDAのアンバサダーになっていた選手ですね。
そして今年、米国女子ツアー2023年シーズンは、すでに10試合ほど終わりましたけど、4月末に開催されたJMイーグル・LA選手権で、オーストラリアのハナ・グリーン選手が米国女子ツアー3勝目をあげています。2019年以来4年ぶりとなる優勝でしたね。
#CheersToTheChampion 🍾
— LPGA (@LPGA) May 1, 2023
With her win at the JM Eagle LA Championship, @hannahgreengolf secured her ticket to the 2024/2025 @HiltonGrandVac Tournament of Champions! #HGVLPGA pic.twitter.com/JWWqjlDoEA
この4人の選手は、年齢も26、7歳とほぼ同世代ですね。次々と新たな強豪選手が登場し、選手の移り変わりも早く感じる女子ゴルフ界ですけど、この4人と同じ時期から活躍していたカナダの妖精ブルックス・ヘンダーソン選手や、韓国のダンボことチョン・インジ選手も、調子を上げて活躍してますね。チョン・インジ選手は、一時期ISPS HANDAとアンバサダー契約を結んでいましたけどね。
それで現在は、血栓の除去手術による長期離脱から、見事な復活を遂げた東京オリンピック金メダリストのネリー・コルダ選手が、先月から世界ランキングトップに返り咲きました。さすがですね。今年はリディア・コ選手との1位争いも見ものです。
先週は、5年ぶりに開催された、米国女子ツアー国別対抗戦(ハンファ・ライフプラスインターナショナル・クラウン)に、強豪8カ国からベストメンバーが出場し、それぞれの国を背負って戦いました。
日本からは畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子の4選手が出場しましたが、残念ながら予選プールで敗退しましたけどね。
準決勝では、タイが米国に勝利し、オーストラリアがスウェーデンに勝利しました。さらに決勝ではタイが圧勝し、初優勝を飾りました。
オーストラリアチームは、ミンジー・リーとハナ・グリーンを擁して決勝に進みましたけど、タイのモリア&アリア・ジュタヌガーン姉妹と、昨年、10代で世界ランキング1位にもなった新星アタヤ・ティティクル選手、2021年のルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたパティ・タバタナキト選手の前に屈しました。
Your standings after Day 3 of @Intl_Crown! 👑 pic.twitter.com/yQZp3x0rZm
— LPGA (@LPGA) May 7, 2023
What a Sunday 🇹🇭
— LPGA (@LPGA) May 8, 2023
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タイの女子選手といえば、アリア・ジュタヌガーン選手は7、8年前にリディア・コ選手と激しくトップ争いをしていましたけどね。タイからものすごい選手が出てきたなぁと思った記憶があります。世界ランキング1位も奪取し、姉のモリア選手も、妹ほどではありませんが活躍していました。
そんなジュタヌガーン姉妹の活躍に刺激され、アタヤ・ティティクル選手やパティ・タバタナキト選手が出てきたのでしょうね。韓国、日本に次ぐ、アジアでは3番手の国と思ってましたけど、この優勝で素晴らしい選手がまた出てくるかもしれませんね。すっかり女子ゴルフ界の強国になりました。
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