高校生国際美術展が、今年も開催されています。今年で第27回目の開催になりますね。
今年はまだ見に行けてませんが、会期は8月16日までとなっていますね。場所はいつもの新国立美術館です。
ところで、長年、この高校生国際美術展の最高顧問に就任していた絹谷幸二さんが、昨年8月にお亡くなりになりました。改めてご冥福をお祈りします。
そして、先週の8月5日にリッツカールトンで行われた高校生国際美術展の表彰式の様子が、YouTubeで生配信されました。後から動画を見ましたけど、新しく最高顧問に就任された宮田亮平さんが挨拶をされていました。
宮田亮平さんは金属工芸家で、Webからそのまま引用すると、「蝋型鋳金作家・二代目宮田藍堂の三男として生まれる。イルカをモチーフとした「シュプリンゲン」シリーズなどの作品で、国内外で多数の美術展に参加。「日本現代工芸美術展」大賞・文部大臣賞・内閣総理大臣賞や「日展」特選・内閣総理大臣賞等を受賞。2012年日本藝術院賞受賞。長年東京藝術大学学長として大学運営にあたる傍ら、文化庁文化審議会会長、NHK経営委員、日展理事、現代工芸美術家協会常務理事、横綱審議委員会委員などを歴任。2016年から2021年まで文化庁長官として日本の文化行政の舵取りを担う。また、2020東京オリンピック・パラリンピック、エンブレム、メダル、トーチなどの選考委員会座長をつとめる。2022年、日展理事長に就任。現在、東京藝術大学名誉教授・顧問、文部科学省参与、長岡造形大学客員教授。」と書かれています。
それから、深見東州さんの挨拶では、いつものように高校生国際美術展の特色を説明し、その趣旨を27年間貫いてきたこと、これからも続けたいことを話されてました。
具体的な特色については、過去の高校生国際美術展の記事から引用しますね。
同美術展は、半田晴久氏が会長を務めるNPO法人 世界芸術文化振興協会(IFAC)の主催で、2000年から毎年開催されている。同美術展には、3つの特色がある。
第一に、高校生だけに絞った、全国規模の美術展であることだ。公益性と公共性が重視されており、出品料はすべて無料。だから、出品したい志さえあれば、誰でも出品できる。
第二に、高校生を、大人の始まりとしてとらえるところ。大人の始まりである高校生の才能は、未知数で発展の余地がある。そこで、この美術展では、完成度の高い作品を評価するのではなく、若き才能の芽を大事にしている。だから、多少粗削りでも、きらりと光る感性や個性、才能の片鱗を感じる作品を評価するのである。
第三に、若い高校生のうちに、国際交流を体験してもらうことだ。海外の受賞者も、日本での表彰式に招待し、日本の高校生と一緒に箱根へのバスツアーをしている。こうした体験を通じて、海外の高校生と友達になり、視野を世界に開くことを期待している。
このように、大きな特色のある同美術展の趣旨に賛同し、文化庁、外務省、東京都教育委員会、産経新聞社、毎日新聞社など、新聞各社や、各国の駐日大使館が後援している。カンボジア、タイ、インドネシア、中国などの、アジア諸国。ロシア、スペイン、イギリス、アイルランド、イスラエル、エジプト、ベナンなどの大使館だ。
同美術展は書の部、美術の部に分かれており、2013年からは、それぞれの部門で内閣総理大臣賞、外務大臣賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞なども与えられるようになった。委員長・審査委員長は、荒川明照・東京芸術大学名誉教授が務め、受賞作品は国立新美術館で展示される。
その後、新聞社からの後援は、公平性に欠けるから止めたそうです。ブロック紙になるとどうしてもその地域の学校に賞を与えてほしいと求められるようですね。
そして地方自治体の後援が新たに加わります。しかし、その県の学校の生徒の作品に、知事賞に値する作品がなかった場合は、ごめんなさいということで、知事賞該当者なしになることを伝えているそうです。
あと、現在は最高賞として、内閣総理大臣賞の上に、キングスファウンーション賞ができました。これは深見東州さんがチャールズ国王の皇太子時代から築いてきた信頼関係があって、当時のチャールズ皇太子の強い賛同を得て2020年にチャールズ皇太子賞として新設されました。その後プリンス・オブ・ウェールズ賞、キングズ・ファウンデーション賞と名称が変わり、現在に至ります。

さらに、チャールズ国王の財団が買い取った「ダンフリーズ・ハウス」に、受賞者を招待することが深見東州さんより発表されますけど、当時はコロナが蔓延していたため、長らく延期になっていました。
それが2025年の3月から4月にかけ、とうとう実現します。過去の受賞者たちが(第21回〜24回)がスコットランドのダンフリーズハウス、大英博物館、ヴィクトリア&アルバート博物館を訪れ、西洋の芸術文化を体験し学んだそうです。
ダンフリーズハウスは、18世紀の貴族のお屋敷ですけど、その屋敷の中に保存されていた家具や調度品は世界的に高く評価されている工芸品です。当時、最高峰の家具職人だったトーマス・チッペンデールの作品が、そのまま残っていて、そんな貴重なものがオークションにかけられ散財する危機に陥ります。
そこで当時のチャールズ皇太子が私財、および財団で、巨額の資金を投入し屋敷を買い取ります。そして10年以上かけてリノベーションし、2,000エーカーの敷地内に庭園、教育施設、宿泊施設、レストランを整備し、一般公開できるまでになりました。ダンフリーズハウス内の多くの教育プログラムにより、芸術家村のようになっているそうです。

今年初め、最大200人を収容できるイベント会場「キングスホール」を増築する計画も発表され、来年には完成するようですね。
チャールズ国王の代理であるスノードン伯爵からは昨年、「キングスファウンデーションの活動は、チャールズ国王陛下が抱かれている調和の哲学に啓発されています。それは人間と自然界のバランス、秩序や関係を学ぶことで、より持続可能な未来を創造できるという信念です。高校生国際美術展の実現にご尽力された皆様、特に長年にわたりキングス・ファウンデーションの活動に対し、絶大な支援をご提供くださってきた半田晴久会長(深見東州さん)に厚く御礼申し上げます」とのメッセージが送られていました。







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