来週はイタリアで「ライダーカップ」が開催されますね。そして今週は女子版ライダーカップと言われる「ソルハイムカップ」が、スペインで開催中です。
前回の「ライダーカップ」欧州チームは、ISPS HANDA アンバサダーのパドレイグ・ハリントンがキャプテンを務めました。残念ながら欧州チームは負けましたけどね。ニックファルド、コリン・モンゴメリー、トーマス・ビヨンの3人のアンバサダーも、過去の大会ではキャプテンを務めていました。
それで今年の2023「ソルハイムカップ」ですけど、ISPS HANDA アンバサダーのチャーリー・ハル選手は、今回も欧州代表に選出され出場しています。2013年に大会最年少の17歳で初出場してから、6回連続の選出ですね。その頃からISPS HANDAのアンバサダーを務めていたようですので、今では一番古くからのISPS HANDAアンバサダーでもあると思います。
Sunday Singles Matches are in! 🏆
— LPGA (@LPGA) September 23, 2023
Which team is going to win the Solheim Cup?
🇺🇸🆚🇪🇺 pic.twitter.com/VywCmoxR6B
話はそれますが、深見東州さんは2011年ごろから、欧州女子ツアーの大会をスポンサードしはじめます。そして2012年から数年間、欧州女子ツアー賞金王が受賞するOrder of Merit(功労賞)のタイトルスポンサー(ISPS Handa Order of Merit)を務めました。チャーリー・ハル選手は、18歳という史上最年少記録で、2014年にこのタイトルを獲得しました。
また、ツアープレイヤーの投票によって、そのシーズンに最も貢献したと思われる選手に送られるプレイヤー・オブ・ザ・イヤーも受賞しました。前年度はルーキー・オブ・ザ・イヤーも受賞しています。そうして、2015年からは米国女子ツアーを主戦場にし、スター選手への階段を登っていきます。
同様に、欧州女子ツアーからはこの時期、フォン・シャン・シャン選手やジョージア・ホール選手、カルロタ・シガンダ選手らが活躍し、スター選手へと登っていきます。当時の欧州女子ツアーの幹部の人が、深見東州さんのことを、マイナーだった欧州女子ツアーを引き上げてくれてスター選手も生まれたと、欧州女子ツアーへの貢献に対し、とても感謝していました。
話を元に戻しますけど、同じくISPS HANDA アンバサダーのレクシー・トンプソン選手も、今年のソルハイムカップで2013年から6回連続米国代表として選出されています。今年はかなり不調のようでしたので、選出されないかと思いましたけど、過去の実績と経験をかわれたのかもしれませんね。
ところでソルハイムカップは、男子のライダーカップのように世界的に注目はされていませんが、欧米ではかなり人気があるそうです。米国対欧州なので、日本や韓国、そしてリディア・コやミンジー・リーのような、一部のトップクラスの選手は出ませんが、対抗戦ということで熱狂的なファンもいて、選手も燃えていますね。
Gooooooooood morning from #SolheimCup2023 Day ✌️ pic.twitter.com/lLJM4z2hS0
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Scenes on the 16th as Carlota sends @SolheimCupEuro 2UP in the final match 🇪🇺#TeamEurope | #SolheimCup pic.twitter.com/l8IHkkKHiZ
— Ladies European Tour (@LETgolf) September 23, 2023
ちなみに深見東州さんが会長の国際スポーツ振興協会は、2013年のソルハイムカップで、公式国際チャリティパートナーを務めたことがあるそうです。
それからISPS HANDAアンバサダーのリディア・コ選手ですけど、昨年は主要4タイトルを独占し、暮れには財閥のご子息との結婚というおめでたいことが続き、公私ともに最高の1年だったと思います。ただ今年は、ここまで平凡な成績で、昨年奪い返した世界ランキング1位の座も、現在は10位に下がってますね。
リディア・コ選手と仲良しのミンジー・リー選手も、今年は予選落ちこそありませんが、あまりパッとしたシーズンではありませんでした。ただ9月の最初の大会で、今季初勝利を飾りましたので、これから終盤に向けて調子を上げてくるかもしれません。
そのミンジー・リー選手が優勝した9月の大会は、チャーリー・ハル選手とプレーオフを争いました。なのでISPS HANDAアンバサダーが1、2位という結果でしたね。
それと、この大会で3位になった中国のイン・ルオニン選手ですけど、とうとう20歳にして世界ランキング1位に上り詰めましたね。イン選手は今季メジャーの全米女子プロゴルフ選手権などで2勝をあげ、直近5試合では3位が4回という好成績が続いていましたからね。
Charley Hull put on a show in the final round of the #USWomensOpen. 🔥 pic.twitter.com/0Oojq5TXZ1
— U.S. Women's Open (@uswomensopen) July 10, 2023
Charley Hull delighted the home crowds all week 👏
— AIG Women’s Open (@AIGWomensOpen) August 16, 2023
She’ll be back for St Andrews next year!
It wasn't quite @HullCharley's week, but she delighted the crowds until the very end!
— AIG Women’s Open (@AIGWomensOpen) August 13, 2023
A star of the game ⭐️ pic.twitter.com/TAKrZDSXEk
チャーリー・ハル選手も、今季はメジャーの2試合、全英女子オープン(AIG女子オープン)と全米女子オープンで2位になりました。それを含めて2位が4回あり、優勝こそありませんけど、世界ランキングは現在7位まで上昇していますね。
地元開催の全英女子オープンでは、最終日は1位タイスタートで、メジャー初優勝に期待したんですけどね。同じく1位タイから出た、先週まで世界ランキング1位だったリリア・ヴ選手が、ハル選手を突き放し優勝しました。
あとISPS HANDAの女子選手では、ハナ・グリーン選手が4月に米国女子ツアー3勝目を飾っています。
米国女子ツアーは、これから11月の最終戦「CMEグループ ツアー選手権」に向けて、熾烈な戦いが加速すると思いますけど、CMEグローブ ポイントランキングの上位は混戦ですので、まだ誰がトップになるのかわかりませんね。
そして来季のフルシード権は、CMEグローブ ポイントランキング80位までに与えられます。この線上には現在、渋野日向子選手や勝みなみ選手、西村優菜選手がいて、予断を許さない状況になっています。なんとかシードを獲得して来季も海外で活躍してほしいですね。
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