3月22日から1月間、2019年のハンダ・オペラ・オン・シドニー・ハーバーが始まります。
2012年からはじまり過去7回、オペラの名作を毎年上演してきましたが、今年は初めてミュージカルを上演します。それも、あの「ウェスト・サイド・ストーリー」です。レナード・バーンスタイン作曲の、「Maria」「Tonight」「Somewhere」「I Feel Pretty」「America」「Cool」などの名曲とともに、素晴らしいミュージカルが繰り広げられるのでしょうね。
過去7回の公演については、以下の記事に書いています。
オペラ・オーストラリアによる公演で、オペラ・オーストラリアはもともと世界の12大オペラ団と言われていた名門オペラ団ですが、このハンダ・オペラ・オン・シドニー・ハーバーの成功によって、最近は世界5大オペラ団と言われるほど評価の高いオペラ団になってきたようです。ウィーン国立歌劇場やミラノのスカラ座、パリのオペラ座、ニューヨークのメト、ロンドンのロイヤル・オペラなどの有名どころに続く歌劇団になってきたのかもしれませんね。
深見東州さんの話では、モナコ・ラリーやバーゼルフェアなど、世界のセレブが見に行く4大イベントの一つとして、ハンダ・オペラ・オン・シドニー・ハーバーが海外のマスコミに取り上げられていたそうです。
気になるヒロインのマリア役には、昨年深見東州さんから招かれ「東京国際コンサート〜ミュージカルの夕べ」に出演したソプラノのジュリー・リー・グッドウィンさんが務めます。この方は、去年のハンダ・オペラ・オン・シドニー・ハーバーで上演された「ラ・ボエーム」にもムゼッタ役で出演していました。
オペラから、オペレッタ、ミュージカル、クラシカルクロスオーバーまで、幅広くこなせる歌手ですね。日本では、オペラ歌手でミュージカル曲を上手に歌える人は少ないようですが、欧米圏では両方ともできる歌手は多いようです。
ちなみに、オペラ(歌劇)からオペレッタ(喜歌劇)が生まれ、それがアメリカに渡ってミュージカルが生まれたそうです。ほとんどクラシックの歌と演奏、演技によって進行するオペラと違って、オペレッタは台詞だけで進む場面もあります。それがアメリカに行って、ジャズやポップスと結びついて、ミュージカルになっていったようです。その後ミュージカルは、ダンスの要素がとても多くなり、生演奏しないものもあったり、オペラとの区別がよりはっきりしてきました。
歌の発声がそもそも全く違いますけどね。深見東州さんも、オペラではベルカント唱法で歌われますが、ポップスやジャズでは、裏拍を意識した全く違う歌い方をされます。マイクを使う、使わないの違いも大きいですね。
深見東州さんの場合はクラシカル・クロスオーバー的というのか、どこかベルカントの発声を生かしつつ、ポップスやジャズのノリで上手に歌える、日本で数少ない歌手になるでしょうけどね。
こちらは、本番前のリハーサルや練習風景ですね。
衣装合わせも入念に。当時の衣装を再現しているようですね。ジュリー・リー・グッドウィンさんは舞台映えしそうな華がある人ですね。
今年もシドニー湾内に特設ステージが作られ、幅30メートル、高さ15メートルものハイウェイ高架が舞台を横切り、自由の女神が持つ松明や地下鉄車両など、ニューヨークのギャング・カルチャーの世界を表現したセットができるそうです。オーストラリアの最も優れた演劇デザイナーの1人と言われるブライアン・トムソンという人が手がけたそうです。
The set for West Side Story on Sydney Harbour features three subway cars which measure 9m in length, 3m high and 3m wide.
— Opera Australia (@OperaAustralia) March 21, 2019
📷 by Hamilton Lund #OperaHarbour #ILoveSydney #SeeAustralia pic.twitter.com/RduzYEVegq
We’re installing set pieces and finishing off the stage build for West Side Story on Sydney Harbour, before we open next Friday!
— Opera Australia (@OperaAustralia) March 11, 2019
We have to crane them into place from barges on Sydney Harbour.
Video by Jordi Marin pic.twitter.com/P9pZP31tQ8
Opera Australia’s production of West Side Story opens in just two weeks and crews are busy constructing the stage right in the middle of the harbour. Today we were given a sneak peak of the set taking shape – as the show looks to rake in more than $10M. @amberlaidler7 #7News pic.twitter.com/Nix7wzzYO7
— 7NEWS Sydney (@7NewsSydney) March 8, 2019
完成するとこんな感じになるようです。
.@OperaAustralia has revealed the set for this Summer’s production of West Side Story. The harbourside stage will feature custom built subway cars, a highway overpass and catwalk that is big enough to support the entire cast. #handaopera #westsidestory https://t.co/9916YivzO4 pic.twitter.com/L9F5RDKHy2
— Sydney Opera House (@SydOperaHouse) November 7, 2018
オーデションで選ばれた、ジェッツやシャークスに扮する男女ダンサーのダンスもカッコよさそうですね。
Are you a Jet or a Shark? In case you’ve ever wondered which of the rival street gangs in West Side Story you belong to — take the quiz and find out: https://t.co/IpR5XTgP9J
— Opera Australia (@OperaAustralia) March 9, 2019
📷 by Phillip Booth pic.twitter.com/N7nWnRHsYO
🎶 “Here come the Jets, like a bat out of hell” 🎶
— Opera Australia (@OperaAustralia) November 30, 2018
See how it looks when the West Side Story gang comes together for the first time! (West Side Story is on at Sydney Opera House and Arts Centre Melbourne in 2019)
📷 Matthew Murphy pic.twitter.com/lIstYndsnV
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