ラグビーワールドカップは、今日の夜、日本チームが南アフリカとベスト4をかけて争いますが、このワールドカップ期間中に、もう一つのラグビーの国際試合が行われています。日本では車いすラグビーとして知られる、ウィルチェアラグビーの世界大会が、16日から本日まで東京で開催されていました。
その「ウィルチェアラグビーワールドチャレンジ2019」は、国際ウィルチェアラグビー連盟の公式大会として、世界ランク8位以上の国が出場して行われました。ウィルチェアラグビーは、東京パラリンピックの正式種目ですが、それと同じ規模の大会になるそうです。日本では初の大規模な国際大会であり、来年のパラリンピック東京大会の金メダル有力候補として、世界中が注目するラグビーW杯期間中に開催されることで、日本での知名度もアップしているようです。
私がウィルチェアラグビーのことを知ったのは、深見東州さんが、今年から英国のウィルチェアラグビーチームの支援を始められたからでした。今回の英国チームの胸にはISPS HANDA のロゴが見えました。
そして、ウィルチェアラグビーを動画で初めて見たときには、かなりの衝撃でしたね。四肢に障害を持つ選手が行うので、ラグビーのように激しいスポーツとは思っていませんでした。しかし、見た人はわかると思いますが、特製の車いすに乗って、フィールドを所狭しと動き周り、しかも車いす同士が激しくぶつかり合います。そのプレーにはラグビーとはまた違った迫力と激しさがあります。マーダーボール(殺人球技)と呼ばれる所以ですね。
毎試合、熱戦のラグビーW杯🏉✨
— 福田典子 (@norikofukuda212) 2019年10月18日
東京体育館で行われているラグビーのもうひとつの戦い、ウィルチェアーラグビー、車いすラグビーを観戦してきました!
ガチャン!ドン!バン!
すごい音がする車椅子でのタックルも…https://t.co/h6M6mmEpCW
そして、ぜひ今日もSPORTSウォッチャー、ご覧ください☺️ pic.twitter.com/5mQT4Teqte
主なルールは以下のようなものです。
◆車いすラグビー◆
▼4対4 四肢に障がいのある選手が4対4で戦う。ラグビー、バスケット、バレー、アイスホッケーなどの要素が組み合わされ、バスケットと同じサイズのコートで行う。
▼クラス分け 選手は障害の程度でクラス分けされ、持ち点がつけられる。重い方の0・5点から軽い方の3・5点まで0・5点刻みに7段階で、4人の持ち点合計が8点以下でなければならない。3・0以上の選手をハイポインター、1・5以下の選手をローポインター、中間の選手をミドルポインターと呼ぶ。
▼試合時間 1ピリオド(P)8分の4P制。第1、3P終了後は2分、第2P終了後は5分のインターバルがある。
▼前方へのパスOK バレーボールと同じ大きさの専用球を使い、パスや選手が保持して相手側のトライラインまで運ばれる。前方へのパスも可能。ボールを保持した選手は10秒に1回ドリブルするか、パスしなければならない。トライが決まれば1点。
日本チームの結果は、準決勝で世界ランク1位のオーストラリアに惜しくも1点差で敗れ、優勝はできませんでした。3位決定戦では、英国チームに競り勝ちました。
#車いすラグビーワールドチャレンジ2019 3位決定戦は、54対49で日本代表🇯🇵がイギリス代表🇬🇧に勝利❗️
— パラスポ+! (@paraspoplus) 2019年10月20日
日本代表が今大会の3位に輝きました🥉✨
選手、スタッフ、関係者の皆さまおめでとうございます🎊#車いすラグビー #ラグビー #日本代表#パラスポーツ #パラリンピック https://t.co/4bLZUBHnk3
初の車いすラグビー観戦(*^^*)
— ムギさん (@mugiusagi) 2019年10月20日
たまたま立ち寄っただけなのに、想像以上に面白くエキサイティングな競技で楽しませていただきました!
そして、東京体育館を埋め尽くすくらいの多くの観客が作る雰囲気も最高でした!
来年のパラ五輪でベストの結果が出るように祈ってます!#WWRC2019 pic.twitter.com/uN9hzGp23l
車いすラグビーも健闘し銅 ワールドチャレンジ 金逃した悔しさパラへ#車いすラグビー #パラ #ウィルチェアラグビーhttps://t.co/cn5ktFJStK
— スポーツナビ (@sportsnavi) 2019年10月20日
いよいよこのあと決勝戦!
— WOWOWパラリンピック/Paralympic Documentary Series #WHOIAM (@WOWOWParalympic) 2019年10月20日
《最強軍団の危険な重戦車》ライリー・バット率いるオーストラリア🇦🇺が世界一を目指してアメリカ🇺🇸と激突します!#車いすラグビー #ラグビー #ウィルチェアーラグビー #WheelchairRugby #Tokyo2020 #WhoIAm https://t.co/0oKRdZFgPK
このオーストラリアのライリー・バッド選手が、最強と言われているそうです。激しすぎますね。
日本チームは現在、パラリンピックでは8位、7位、4位ときて、前回のリオでは銅メダルを取りました。来年の東京では、悲願の優勝を目指しています。
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