ISPS HANDAがタイトルスポンサーとして支援する、ハルバーグ・アワーズというチャリティー・イベントについて今年も紹介します。
ハルバーグ・アワーズは、ニュージーランドのスポーツ界で優れた功績を残した人物を表彰する、ニュージーランドでは最も権威のあるイベントと言われています。
授賞式には、アスリート、著名人、スポーツ愛好家が集まり、ニュージーランドのスポーツ界に大きな影響を与えたヒーローを称える華やかな一夜を過ごしている様子が、毎年報道されています。
それだけではなく、サー・マレー・ハルバーグが創設した慈善団体ハルバーグ・ファウンデーションの、主要な資金調達チャリティー・イベントでもあります。
このチャリティー基金によって、身体に障害を持つニュージーランド人が、スポーツの才能を開花させたり、レクリエーションの世界に飛び込んでいくことを支援するなど、大きな社会貢献を果たしてきました。
ISPS HANDAは、ハルバーグ・アワーズの開催を、2019年から毎年支援をしています。
2025年、第62回目を迎えたISPS HANDA・ハルバーグ・アワーズは、2月18日(火)にオークランド/タマキ・マカウラウのスパーク・アリーナで開催されました。
2024年度の活躍をもとに、8つの分野における最優秀選手・チーム、または指導者が選出されます。さらに主要4分野の中から2024年度の最高賞となるシュプリーム・ハルバーグ賞の栄冠に輝く選手・チームが選ばれます。
今年の表彰結果は以下の通りです。今年はニュージーランドの障害者スポーツ界に永続的な影響を与えた貢献者を表彰する、「サー・マレー・ハルバーグ・レガシー賞」が加わっていますね。

シュプリーム・ハルバーグ賞:デイム・リディア・コ(ゴルフ)
- 年間最優秀スポーツウーマン: デイム・リディア・コ(ゴルフ)
- ISPS Handa年間最優秀スポーツマン: ハミッシュ・カー(陸上競技・走り高跳び)
- ISPS Handa年間最優秀パラアスリート: アンナ・グリマルディ(パラ陸上競技)
- ISPS Handa年間最優秀チーム: 女子K4スプリント・カヤッククルー(カヌー競技)
- バドル・ファインレイ年間最優秀コーチ: ゴードン・ウォーカー(カヌー競技)
- スカイスポーツ新星賞:タイラー・ビンソン(サッカー)
- スポーツニュージーランドリーダーシップ賞:マーカス・ダニエル(テニス)
- ニュージーランド・フェイバリット・スポーティング・モーメント : フィン・ブッチャー(カヌー競技)
- シティフィットネスとの提携によるサー・マレー・ハルバーグ・レガシー賞:マイケル・ハイナード

2024年度の最高賞は、パリオリンピックゴルフ競技金メダルと全英オープン優勝を含むツアー4勝をあげ、ゴルフ殿堂入りの条件もクリアした、リディア・コ選手が選出されました。誰が見ても妥当なところでしょう。
すでに今期も1勝をあげ、米国女子ツアー通算23勝になりました。今年も記録がかかった大きな活躍が期待されますね。
リディア・コは、まず年間最優秀スポーツウーマン賞を先に獲得しましたけど、この分野は激戦で、毎年カヤックのリサ・キャリントン選手が有力候補にあがります。ニュージーランドで最も成功したオリンピック選手で、8個の金メダルを獲得していますからね。
昨年度は3度目のハルバーグ賞と、6度目の年間最優秀スポーツウーマン賞を受賞しました。今年は年間最優秀チーム賞を獲得していますね。パリオリンピックのカヌー・スプリント 女子カヤックフォア(4人競技)で、欧州出身以外の選手として初の金メダルを獲得していました。

他にも、ブラックファーンズセブン(ニュージーランド女子7人制ラグビーナショナルチーム)も、よくノミネートされますね。昨年は年間最優秀チーム賞を獲得しています。
このサイトでも紹介してきましたけど、女子7人制ラグビーは、ニュージーランドと、ISPS HANDAがプリンシパルパートナーシップを締結しているオーストラリア女子チームが、常に世界一をかけた優勝争いをしていますからね。

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