9月24日と26日の2日間、世界芸術文化振興協会(IFAC)主催、オペラ「『ナブッコ』・我が愛する地球よ!」の公演が行われました。今回のオペラは、タイトルロールの深見東州さん以外のソリストは全員西欧人でした。しかも世界のトップレベルのソリストばかりです。またオーケストラも、指揮者も、稽古ピアノも、西欧人でした。
【第1部】
オープニング、リチャード・オルストン・ダンス・カンパニーによるコンテンポラリーダンスから始まりました。
自然を愛する民の若きリーダー・イズマエーレと、ナブッコの娘フェネーナは敵国同士の関係ですけど、愛し合っていました。
「自然を愛する民の村」を侵略したナブッコ(深見東州さん)と、ナブッコに屈した民の長ザッカリア(コナル・コードさん)
【第2部】
自然を愛する村に現れた、ナブッコの娘(姉)・アビガイッレ。実は彼女も、イズマエーレを愛しています。(アビガイッレ役のマリー・テ・ハプクさんは、メトロポリタン歌劇場で歌う、世界的ソプラノです)
自然を愛する村は、神のご守護により必ず守られる。そう確信し、静かに歌うザッカリア
「私はもはや王ではない。神なのだ」とナブッコが宣言した瞬間、雷鳴がとどろき、稲妻がナブッコの頭上に落ちる。
雷に打たれ、ナブッコは自分自身を見失う。
【第3部】
王位を奪おうとするアビガイッレに対し、自分こそが本当の王であると、高らかに歌うナブッコ
忠臣アブダッロ(左)とイズマエーレ(右)
アビガイッレが王になるように策略する、ベルの大祭司
権力の象徴を手にし、勝ち誇るアビガイッレ
玉座に座るアビガイッレと、額ずく村の民たち
【第4部】
自分の過ちに気付き、神に許しを乞い、蘇生するナブッコ
蘇ったナブッコは、処刑されようとしている娘のフェネーナを救出せんと、決意を新たにする
自分の罪を悔やみ、父と妹に詫びながら息絶えるアビガイッレ
死んだアビガイッレに、父ナブッコはついに心を開き、自分のマントを優しくかけてやります。
「ナブッコ」・我が愛する地球よ! G. ヴェルディ 作曲 歌劇「ナブッコ」全4幕 原語イタリア語上演(日本語字幕付)
- 公演日
- 2010年9月24日(金) 17:30開場 18:30開演
2010年9月26日(日) 16:30開場 17:30開演 - 会場
- 新宿文化センター 大ホール
- 主催・製作
- NPO法人 世界芸術文化振興協会(IFAC)
- 後援
- ハンガリー大使館・ハンガリー政府観光局・産経新聞社・TOKYO MX
- 協力
- 戸渡阿見オペラ団
キャスト
- ナブッコ(名武鼓)
- 深見 東州(バリトン)
- アビガイッレ(阿鼻我逸礼)
- マリー・テ・ハプク(ソプラノ)
- ザッカリア(雑歌里愛)
- コナル・コード(バス)
- イズマエーレ(居住英麗)
- ジョン・ロングミュア(テノール)
- フェネーナ(笛音波)
- ジェイド・モファット(メゾソプラノ)
- アンナ(安魚)
- エミリー・バーク(ソプラノ)
- アブダッロ(阿武達郎)
- アンドリュー・グローバー(テノール)
- ベルの大祭司(屁龍之台砕至)
- デイビッド・コステッロ(バス)
スタッフ
- 指 揮
- ドブス・フランクス
- 演 出
- 大島 尚志
- 管弦楽
- ソルノク市立交響楽団・ハンガリー
- 合 唱
- 戸渡阿見合唱団
- ダンス
- リチャード・オルストン・ダンス・カンパニー
- 合唱指揮
- 河原 哲也
- 副指揮
- 高野 秀峰/マーク・サマーベル
- 総合プロデューサー・音楽監督
- 深見 東州
- 音楽顧問
- 栗林 義信
- 音楽副顧問
- 井﨑 正浩
- 美 術
- 増田 寿子
- 衣 裳
- 清野 佳苗
- 照 明
- 奥畑 康夫
- 舞台監督
- 飯田 貫幸
- 演出助手
- 手塚 優子
- 稽古ピアノ
- アシュレイ・ハリバー/フォエベ・ブリッグス
- 所 作
- 志賀山 勢州